
夏の暑さ、どうにかしたいけど、どのパーソナルクーラーがいいんだろう?

最新のレオンポケット、REON POCKET 5、5 Pro、そしてREON WIZ。一体どれを選べばいいの?
モデルが増えて、それぞれの違いや最適な選び方が分からなくて困っていませんか?
本記事では、ソニーのウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」シリーズの最新モデル、REON POCKET 5、REON POCKET 5 Pro、そして業務用・高機能モデルのREON WIZを徹底比較します。
この記事を読めば、あなたのライフスタイルや利用シーンに最適なレオンポケットが必ず見つかります。今年の夏を快適に過ごすためのベストパートナーを見つけましょう!
REON POCKET シリーズ 概要
まずは、今回比較する3つのモデル、REON POCKET 5、REON POCKET Pro、REON WIZがどのような製品なのか、そのコンセプトと主な特徴を見ていきましょう。
REON POCKET 5とは?
REON POCKET 5は、日常使いのスタンダードモデルとして位置づけられています。冷却性能とバッテリー持続時間のバランスが非常に優れており、多くの方におすすめできるモデルです。
- 製品コンセプト: 「小型、軽量。パワフルな冷却をスマートに」
- 主な特徴:
- 内部構造を新設計した上で大型化し、最大1.8倍の冷却効率を実現新開発のサーモモジュールと放熱機構により、前モデルから冷却効率が大幅に向上。
- 駆動時間が最大約1.8倍(COOLレベル4使用時)に延長され、一日中快適に過ごせます。
- 薄型・軽量で、日常的に装着しても違和感が少ないデザインです。
REON POCKET PROとは?
REON POCKET PROは、REON POCKET 5をベースに、さらに高性能化・高耐久化を実現した上位モデルです。より過酷な環境や、一層の冷却性能を求めるユーザー向けに設計されています。
- 製品コンセプト: 「パワフルな冷却が持続する、かつてない体験」
- 主な特徴:
- REON POCKET 5の冷却面積2倍 、吸熱性能最大約2倍、駆動時間最大約2倍を実現しています。
- ふたつの独立したサーモモジュールが強弱をつけながら交互に駆動し、冷却を持続させることができる
- 高負荷使用時でも安定した性能を維持するための工夫が凝らされています。
REON WIZとは?
REON WIZは、専用端末を首元に装着し、個人に合わせた温度で体表面を冷やすことのできるサービスです。
- 製品コンセプト: 「使えば使うほどあなたに合った温度になる、個人の温度調節支援サービス」
- 主な特徴:
- 専用端末(RNP-5F)は、服装に馴染みやすいナチュラルベージュを採用しました。
- アプリで温度の感じ方をフィードバックすることで、端末が取得する温度データと組み合わせて**「あなただけの温度」を学習し、最適化**していきます。
- 新たなアドバンスプランでは、より強い冷却が可能になり、電池駆動時間も最長15時間(RNP-4Fとの比較で約1.5倍)に延長されました。
- 防水仕様ではないため、激しい発汗を伴う運動などには向いていません。
3モデルの位置づけの明確化
まとめると、それぞれのモデルは以下のような位置づけになります。
- REON POCKET 5: 日常使いのスタンダードモデル。バランスの取れた性能と快適さで、幅広いシーンに対応します。
- REON POCKET Pro: 5の性能を圧倒的に高めたハイエンドモデル。より強力な冷却を求める一般ユーザーや、長時間使いたい方向けです。
- REON WIZ: 「機器」というより「サービス」。個人の体質や感覚に合わせたパーソナルな温度調整を、クラウド連携で最適化。日常的なほてり対策を重視する方向けです。
REON POCKET 5, REON POCKET Pro, REON WIZ 徹底比較
それでは、各モデルの具体的な違いを詳細に比較していきましょう。比較表も交えながら、それぞれの強みや特徴を深掘りします。
項目 | REON POCKET 5 | REON POCKET Pro | REON WIZ(アドバンスプラン) |
冷却性能 | 高い(前モデル比約1.5倍) | 非常に高い(5の約2倍) | 高い(サービスとして個人最適化) |
冷却面積 | 標準的 | 約2倍(5比) | 標準的 |
バッテリー持続時間 | 最長約17時間(COOLレベル1) 最長約7.5時間(COOLレベル4) | 最長約34時間(COOLレベル1) 最長約5.5時間(高冷却) | 最長約17時間(COOLレベル1) 最長約7.5時間(COOLレベル4) ※アドバンスプラン最長15時間 |
耐久性 | 日常使いに十分 | 強化された筐体 | 日常使い向け(防水仕様ではない) |
防水防塵 | なし | なし | なし |
静音性 | 良好 | 良好(風量2倍でも静音性確保) | 良好 |
サイズ | 約125×23×137mm ※エアフロ―パーツ(ショート)装着時 | 約130×58×170mm ※エアフロ―パーツ(ショート)装着時 | 約114×42×160mm (RNP-5F) ※エアフローパーツ(ミドル)を端末に装着時 |
重さ | 約153g | 約247g | 約156 (RNP-5F) |
価格帯 | 19,800円 | 29,700円 | 初回6ヶ月5,800円 以降1ヶ月毎770円 |
主な用途 | 日常使い、通勤・通学、オフィス | 長時間・高負荷での使用、より強力な冷却を求める方 | 個人の体質に合わせた日常的なほてり・暑さ対策 |
※バッテリー持続時間や冷却性能は、使用環境や設定によって変動します。上記は目安としてご覧ください。REON WIZのバッテリー持続時間は専用端末RNP-5Fのものです。
冷却性能・体感温度
- 冷却プレートの数と構造: 全モデルで独自の冷却システムを採用していますが、REON POCKET Proはデュアルサーモモジュールを搭載し、冷却面積がREON POCKET 5の約2倍に拡大しています。これにより、圧倒的な体感温度の低下を実現します。REON WIZの専用端末も高性能な冷却モジュールを搭載していますが、その特徴は「個人の温度の感じ方に合わせた最適化」にあります。
- 静音性: 冷却性能が向上するにつれてファンの音が大きくなる傾向はありますが、REON POCKETシリーズは全体的に静音性が高いと評価されています。REON POCKET Proは風量が増えた分、最大冷却時の音はREON POCKET 5より大きくなる可能性がありますが、ソニーは静音性にも配慮していると発表しています。
バッテリー持続時間・充電性能
- REON POCKET 5: COOLレベル1で最長約17時間、COOLレベル4で最長約7.5時間と、日常使いには十分な駆動時間です。
- REON POCKET Pro: COOLレベル1で最長約34時間、高冷却モードでも最長約5.5時間の駆動時間を実現。長時間の屋外活動などでも安心して使えます。
- REON WIZ: 専用端末RNP-5Fは、最長約15時間です。
- 充電時間・充電方法: 全モデル共通でUSB Type-Cポートからの充電に対応しており、約3時間の充電でフル充電が可能です。
装着感・デザイン・サイズ・重量
- REON POCKET 5: 約153gと軽量で、薄型デザインのため首元に自然にフィットし、装着時の違和感が少ないです。
- REON POCKET Pro: 約247gとREON POCKET 5より重く、一回り大きいサイズですが、冷却面積の広さによる快適さを優先する設計です。
- REON WIZ: 専用端末RNP-5Fは約156で、ナチュラルベージュのカラーが特徴です。服装に馴染みやすく、目立ちにくいデザインです。
- 首へのフィット感: 各モデル専用のネックバンド(REON POCKET 5/Pro用ネックバンド2、REON WIZ用ネックバンド)を使用することで、デバイスが首元にしっかりと密着し、冷却効果を最大限に引き出せます。REON POCKET Proのネックバンドは、本体の大型化に合わせてホールド感が向上しています。
アプリ連携・機能
- REON POCKET 5 / Pro: スマートフォンアプリ「REON POCKET」と連携し、冷却・温熱レベルの調整、自動モード(Smart Cool Mode / Smart Warm Mode)の設定、バッテリー残量確認などが可能です。REON POCKET Proでは、物理ボタンでの操作も可能になりました。
- REON WIZ: 専用アプリ「REON WIZ」と連携します。このアプリの最大の特徴は、ユーザーの体感フィードバックを元に、クラウド上で温度調整を学習し、最適な状態に自動で制御してくれる点です。使えば使うほど、自分に合った冷却・温熱を提供してくれます。
耐久性・防水防塵性能
- REON POCKET 5 / Pro: 日常使いでの耐久性は十分に備わっていますが、特別に強化された防水防塵性能はありません。Proモデルは筐体の一部に強化素材が使われているため、一般的な使用環境でのタフさは増しています。
- REON WIZ: 防水仕様ではないため、激しい発汗を伴う運動や、雨の中での使用には注意が必要です。あくまで日常的なほてり対策サービスという位置づけです。
価格・コスパ
- 本体価格:
- REON POCKET 5: 2万円台前半
- REON POCKET Pro: 2万円台後半
- REON WIZ: 初回6ヶ月契約で5,800円以降1ヶ月毎に770円が発生します。
- 価格差に見合う価値があるか?:
- REON POCKET 5は、手軽にレオンポケットを体験したい方にとって、非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。
- REON POCKET Proは、圧倒的な冷却性能と長時間の駆動を求める方にとって、価格以上の価値があるでしょう。
- REON WIZは、月額制という特性から、初期費用は抑えられますが、継続的に費用が発生します。「自分に最適な温度調整を追求したい」「とにかくほてり対策を継続的に行いたい」という方にとっては、唯一無二の価値を提供します。
こんな人にはREON POCKET 5がおすすめ!
- 日常的な通勤・通学、オフィスワーク、家事などでの使用を考えている方
- バランスの取れた冷却性能とバッテリー持続時間を求める方
- 手軽に導入できるパーソナルクーラーが欲しい方
- コストパフォーマンスを重視したい方
REON POCKET 5は、これまでのレオンポケットの進化を集約し、日常使いに最適な一台です。初めてレオンポケットを購入する方や、手軽に快適さを手に入れたい方にぴったりです。
こんな人にはREON POCKET Proがおすすめ!
- REON POCKET 5よりもさらに高い冷却性能を求める方
- スポーツ観戦、長時間のアウトドア、ゴルフなどのレジャーでも強力な冷却が欲しい方
- 長時間の連続使用が必須となるシーン(例:屋外イベント、炎天下での作業など)が多い方
- 最高の冷却性能とバッテリー駆動時間を両立したい方
REON POCKET Proは、「とにかく涼しさを極めたい」「バッテリー切れの心配なく長時間使いたい」というニーズに応えるモデルです。その圧倒的な性能は、真夏の過酷な環境でも頼りになるでしょう。
こんな人にはREON WIZがおすすめ!
- 「自分に合った温度」を追求したい方
- 体質的に暑さやほてりを感じやすく、継続的なサポートが欲しい方
- デバイスの操作を極力減らし、自動で快適な状態を維持したい方
- 急なほてりや発汗など、パーソナルな悩みに寄り添うサービスを求める方
REON WIZは、単なるデバイスではなく、個人の体感に最適化していく「サービス」という新しいアプローチです。使えば使うほど自分に馴染む、まるでオーダーメイドのような温度調節を求める方に最適です。
レオンポケットシリーズ共通の注意点・知っておくべきこと
どのモデルを選ぶにしても、レオンポケットやREON WIZの効果を最大限に引き出し、安全に使うために以下の点にご留意ください。
- 効果を最大限に引き出すための装着方法: デバイスの冷却面が首元にしっかりと密着していることが重要です。専用ネックバンドや肌に触れる衣服を適切に着用しましょう。
- 熱中症対策としての位置づけ: レオンポケット/REON WIZはあくまで「身体冷却」をサポートするデバイス/サービスであり、熱中症を完全に防ぐものではありません。適度な水分補給や休憩も忘れずに行いましょう。
- 使用環境による冷却効果の変化: 外気温や湿度が高い環境では、冷却効果が低下する場合があります。
- メンテナンス方法と長期利用のコツ: デバイスの冷却面やファン部分にホコリがたまらないよう、定期的に清掃しましょう。
まとめ(結論)
REON POCKET 5、REON POCKET Pro、そしてREON WIZ。それぞれのモデルやサービスが持つ独自の強みと特徴を比較してきました。
- REON POCKET 5は、日常使いに最適なバランスの取れたスタンダードモデル。手軽に快適さを手に入れたい方にぴったりです。
- REON POCKET Proは、圧倒的な冷却性能と長時間の駆動を求める方におすすめのハイエンドモデルです。
- REON WIZは、単なるデバイスではなく、個人の体感に最適化していく「サービス」。ほてりや暑さに対して継続的なパーソナルケアを求める方に選ばれるべき選択肢です。
あなたのライフスタイルや利用シーン、そして予算に合わせて、最適なレオンポケット/REON WIZを選ぶことが、快適な夏を過ごすための鍵となります。
ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりの選択肢を見つけて、今年の夏を涼しく快適に乗り切りましょう!
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